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    筋膜リリース(筋膜はがし)

     

     

     

     

     

     

     

  • 筋膜って?

     

    「骨」と「筋肉」をつなげて、「つながった一体」を支える結合組織の器官ととらえてください。

    「筋(すじ)」や「靭帯(じんたい)」も結合組織です。

    全身タイツ

    筋膜ってイメージしづらいですよね。それで、あえて専門用語を一切使わずに表現すると、こうなります。
    「マネキン人形に全身タイツを被せると、マネキンの強度が上がり、壊れにくくなりますよね。筋膜は、全身タイツのように体全体を覆い、外から衝撃が加えられても、体が壊れないようにしているのです」

     

    ※医師が「筋膜」を定義すると、「三次元の形をした、全身を結合させている組織」となります。別の専門家は、「臓器や骨や筋(すじ)を支える結合組織のひとつ」と解説しています。

    層をつくる

    筋膜も「層」を作っています。それは、筋膜は体を支えるものなので、筋膜それ自体が丈夫でなければならないからです。「層」は、強度を高めるのに適した構造なのです。

    コラーゲン

    筋膜は2つの材質でできているそうです。コラーゲンとエラスチンといいます。コラーゲンは「強度」を担当します。エラスチンは「伸縮」を担当します。エラスチンは2倍以上伸びることができ、さらに形状記憶機能があるそうです。つまり元の形に戻ることができるのです。

    しなやかに

    筋膜は、コラーゲンとエラスチンが、網目状に交錯しています。2本の糸で1枚の布を作っているイメージです。網目ですから、ところどころに空間があります。その空間部分は「水のようなもの」が詰まっています。これがあるおかげで、コラーゲンとエラスチンという「糸」が、筋肉や筋などの動きに、しなやかに対応できていると考えられています。ちなみに「水のようなもの」の正式名称は「ゾル状の細胞間基質」といいます。

    ヒアルロン酸

    筋膜の動きをしなやかにする「潤滑剤」があるのですが、最近テレビコマーシャルでよく耳にするヒアルロン酸です。ヒアルロン酸が筋膜の動きをしなやかにしていることは、2003年に発見されたばかりなのだそうです。

    ヒアルロン酸は筋膜全体に分布しています。ヒアルロン酸は、温度が上がると動きがよくなるのだそうです。

  • 筋膜の役割

    筋膜には「力を伝える能力」があります。

    これまで説明してきた内容は、筋膜の「守る」機能でした。筋膜の「メインの仕事」は、守ることで間違いありません。また、「力を伝えるのは、脳と筋肉ではないか?」と考える方もいると思います。実はそれも正しいのです。筋膜が持つ「力を伝える能力」は、実に繊細な働きなのです。

    何度も申し上げている通り、筋膜は、骨と筋(すじ)と筋肉をつなげています。ですから、脳から「動け」という指示が出ると、筋肉から筋、筋から骨、骨から次の筋、そしてその筋から次の筋肉へと伝わります。この「伝達」に筋膜が一役買っているのです。

    さらに筋膜は、こんなこともしています。脳が腕に「水が入ったコップを、水がこぼれないようにつかめ」と指令したとします。脳は、目から入ってきた「コップの位置」や「水面の傾き」などの情報を、腕の筋肉に伝えます。それで無事に、水をこぼすことなくコップを持ち上げることができます。

    このときなんと、筋膜も「つかむ」行為をコントロールしているそうなのです。脳の指示内容を、微調整しているというのです。

  • 緊張・ストレス

    筋肉は大昔からの人間の行動反応ですぐに行動に移せるよう現代のストレスの多い生活においても本能的に緊張状態になっています。

    実際には戦ったり逃げたりという反応が抑制されていますから、反応するはけ口がないため、特に仕事が中心の人々は、潰瘍や高血圧・肥満などの運動不足による疾患になってしまうのです。

     

    緊張状態(交感神経の高ぶり)が続き、長時間同じ姿勢でいると筋肉が緊張して固くなって筋肉に包まれている血管は細くなります。いわばホースの口を指でギューッとつまんだ状態。水は“シューッ”と勢いよく出ますよね。

     

    筋肉が緊張する(かたくなる)⇒ 

    血管が ギューッ と収縮する(ちぢむ)⇒ 

    血液が流れにくくなる(血流障害)⇒

    血圧をあげてシューッと流す

     

    交感神経になるのは主に昼間の活動中。

    環境の変化にとっさに対応して栄養や酸素をすばやく全身に補給するために、いつでも血液を遠くまで流せるように準備している状態なのです。

     

     

    この時、筋膜を構成している細胞外基質の流動性が落ちてドロドロになります。そしてゼラチンのように固まり(これをゲル化という)、コラーゲンやエラスチンの新陳代謝を妨げて筋膜の復元性が低下します。

    復元性が下がると、細胞外基質の流動性は余計に落ち、コラーゲンに糖質がつくグリケーションという現象が発生します。コラーゲンが糖質でベタベタして毛玉のように絡み合い、エラスチンの復元性を邪魔します。

    こうして筋膜にはねじれや突っ張りが生じてくると、隣接する筋肉の動きが制限されて血液循環が悪くなり凝りや痛みが出てきます。この状態を筋膜の癒着といいます。

    太ももが硬くなったりなどの体全体の柔軟性がなくなるので肩こり・腰痛になりやすくなります。

     

    つまり、ある部分で筋膜の癒着が起こると、その部分をカバーするために他の部位に負荷がかかります。また、病気の症状から他の部位の筋肉も硬くなるため、さらに他の部位の筋膜の癒着も起こります。

  • 筋膜の癒着

    筋膜が癒着した状態を放置したままだと、身体に無理な動きや負荷がかかると炎症を起こします。

    この状態を続けていると、筋膜の癒着がどんどん進行してコリだけでなく、痩せにくい太りやすい身体になってしまうのです。

    このメカニズムを説明します。

    筋膜が癒着する

    緊張・ストレス

    1. 環境の変化にとっさに対応して栄養や酸素をすばやく全身に補給するために、いつでも血液を遠くまで流せるように準備している状態になります。

    血行不良・リンパ液の不順

    滞る

    長時間同じ姿勢でいると筋肉が緊張して固くなって筋肉に包まれている血管は細くなります。こうして筋膜にはねじれや突っ張りが生じてくると、隣接する筋肉の動きが制限されて血液循環が悪くなり凝りや痛みが出てきます。

    老廃物の蓄積

    さらに滞る→冷え性・むくみ

    老廃物が溜まったり、内臓器官が弱り、身体が冷えやすくなる。

    セルライト・脂肪がつく

    血中内やリンパ液に含まれる余分な脂肪が排出されない

    皮下脂肪は空腹に備えて蓄えられたものなので、空腹時には溶け出し、毛細血管を通じて、全身に送られ、肝臓やその他の内臓、筋肉などに消費されます。

    しかしあまりにも脂肪を溜め込みすぎてしまうと、排出されなかった老廃物を溜め込み、大きくなってしまいます。その脂肪細胞が毛細血管やリンパ管を押しつぶし、変形することからボコボコとした「セルライト」ができてしまうのです。